12月19日、ロッテの今江敏晃内野手が千葉市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の2億円プラス出来高（推定）でサインした。
今季は腰痛に悩まされて開幕から出遅れ、120試合で打率270、10本塁打、54打点の低調な成績で終わった。チーム事情も重なり打順が固定されないことも響いたのか、ファンの期待に応えられなかった。
今江の契約更改を受けて、「今江の成績がチームの成績に直結する！日本一になった2005年も2010年も絶好調だったし」「存在感のある選手になった。ロッテにはいなくてはいけない選手」「来季は中軸で一年間フルで活躍してくれ！」と、来季の復活を願うファンの声が多数。
堅実なサードの守備と勝負強い打撃で、もはやロッテの顔ともいえる今江。里崎が現役引退し、成瀬がヤクルトへ移籍した今、チームリーダーとしての期待はこの男にかかる。2005年、2010年のロッテ日本一には大きく貢献した。勢いに乗ると手がつけられない打撃を来季は幾度となく見ることができるか。シーズンを通して今江が好成績を残せば、リーグ優勝、日本一にもより近づいていくだろう。
《浜田哲男》
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