新城幸也が2015年まで契約を継続しているフランスのヨーロッパカーが活動資金不足という理由から2015年のワールドツアーライセンスを失う結果に。
2014年に同チームはワールドツアーに昇格し、自動的にジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランスブエルタ・ア・エスパーニャの出場権が与えらたが、来期はグランツールに出場する可能性があるとすればワイルドカード(主催者推薦)に選ばれた場合のみとなる。
規定によると現在契約を交わしている選手も他チームへの移籍が可能だが、すでにほとんどのチームが体制を発表している中、今からの移籍は実質的に不可能な状態。UCI(国際自転車競技連合)の下した判断に対し、フランスでは署名運動が起きているなど、絶大な人気を誇るヨーロッパカーは来期もツール・ド・フランスへの出場に関しての心配はないとはいわれている。
「正直、こんなことが起こるとは思っていなかった。カテゴリーが下がったことは残念だが、大きな動揺はない」と新城。
「走る場所がなくなったわけではない。出場できるレースが少なくなっただけ。これまで通り出場を与えられたレースを頑張るだけ。今後のレーススケジュールに関してはチームに確認して再検討する」
新城は予定通り12月20日からタイ合宿に入る。
《》
page top