カチューシャのビアチェスラフ・エキモフGMは、12月5日のチームプレゼンテーションで2014年シーズンを振り返り、2015年シーズンに向けて「選手たちは著しく強化された」と自信を見せている。
来季で7年目を迎えるロシアのチーム、カチューシャ。2014年はホアキン・ロドリゲスが例年ほどの活躍ができなかったものの、スプリンターのアレクサンドル・クリストフが台頭し、ツール・ド・フランスなどのビッグレースで勝利を重ねた。シモン・スピラックもツール・ド・ロマンディやクリテリウム・ドゥ・ドーフィネでステージ優勝を挙げて、チームを支えた。
エキモフGMは、来季に向けて次のように語っている。
「今シーズンは輝かしく、忘れられない出来事に満ちていた。確かに何度か不運もあったが、第一にすばらしい勝利と偉大な成功を思い出すんだ。ミラノ~サンレモ、ツール・ド・フランス、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ、ツール・ド・ロマンディ、カタルーニャ一周、バッテンフォール・サイクラシックス、ロシア選手権、ノルウェーのレース… これがカチューシャの2014年の思い出だ」
「我々はワールドツアーで充実した1年を過ごしたし、今はチーム7年目の新たなシーズンの準備のために懸命に頑張っているところだ。我々は野心的な目標を設定しているし、それを達成することを楽しみにしている」
「チームの重要な目標の中で、第一にワールドツアーレースでのロシア人選手の成功を挙げないといけない。2015年はオリンピック前年で、我々はロシアが五輪枠を獲得するためにできることはなんでもやるつもりだ」
「加えて、クラシックレース、ステージレース、グランツールでも我々の選手の活躍を願っている。カチューシャのチーム体制は著しく強化されたし、我々の計画を実現できると信じている」
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