為末大、新豊洲をランニングの聖地に…「SPORT × ART Running Stadium 構想」発表 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

為末大、新豊洲をランニングの聖地に…「SPORT × ART Running Stadium 構想」発表

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「SPORT × ART Running Stadium 構想」を発表
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為末大氏らが12月3日、新豊洲をランニングの聖地とする「SPORT × ART Running Stadium 構想」を発表した。未来の街づくりを考える「TOYOSU会議」で着想、今回の発表に至った。



「SPORT × ART Running Stadium 構想」発表

為末氏は「新豊洲はまさに、東京に残された最後の“真っ白なキャンパス”。スポーツとアート、コミュニティによって、すべての人がプレーヤーとアーティストになり、すべての人が交流できる場所を作っていきたい」とコメント。会議の中では、2020年以降を考慮した街づくりの必要性を説いた。

「TOYOSU会議」は、新豊洲エリアを管理する東京ガス用地開発などが開催。未来の街づくりについて若手有識者が意見交換をする場だ。会議は為末氏をチェアマンとし、都市・建築プロデューサーの清水善次氏、パラリンピック陸上の高桑早生選手、ソニーコンピュータサイエンス研究所研究員の遠藤謙氏、クリエイティブディレクターの栗栖良依氏らが参加し、4回にわたって議論を展開してきた。


「SPORT × ART Running Stadium 構想」発表

新豊洲の開発を進める東京ガス用地開発は、同エリアの未来像のテーマを「心と身体の両面から考えるコミュニティづくり」とする。2020年の東京オリンピック、パラリンピックで選手村に隣接し世界的に注目が集まる同エリア。パラリンピアンにフォーカスした新しい街づくりを世界に示す方向性で話し合われた。


「SPORT × ART Running Stadium 構想」発表

会議で2020年に高齢者比率が29.1%となり3人に1人が高齢者となるデータを示した為末氏。「高齢者が増えるということは、体のどこかに痛みや障害を抱えている人が増えるということ。高齢者の方が住みやすい街というのは、パラリンピアンの方が暮らしやすい街とそう変わらないはず。パラリンピアンの知見が、高齢化社会にむけた新しい技術の発展にプラスに働くのではないか」との考えを示した。


「SPORT × ART Running Stadium 構想」発表

今回の構想発表では、2015年には市民参加型イベントとして「THEATRE RUN」の実施や、2016年度に豊洲埠頭を取り囲む水際護岸”ぐるり”が解放されるのに合わせ「SPORT x ART Festival」の実施など、「SPORT × ART Running Stadium 構想」の実現に向けた計画なども明らかにした。

「SPORT × ART Running Stadium 構想」を象徴するトレーニング施設が誕生すると、オリンピック選手、パラリンピック選手といったアスリートのほか、デザイナーやエンジニアが集い、新豊洲をランニングの聖地とすることを目標とした様々な活動を行う拠点になるという。


「SPORT × ART Running Stadium 構想」発表



「SPORT × ART Running Stadium 構想」発表

今後、東京ガス用地開発では、来年度も「TOYOSU会議」を定期的に開催して、プロジェクトの具現化に向けて議論を進めていくとしている。


「SPORT × ART Running Stadium 構想」発表



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