【プロ野球】落合GM2年目で初の保留、大島と平田が会見…「そんだけしか上がらんのか」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プロ野球】落合GM2年目で初の保留、大島と平田が会見…「そんだけしか上がらんのか」

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野球 イメージ(c)Getty Images
  • 野球 イメージ(c)Getty Images
中日ドラゴンズは落合GM就任2度目となるオフを迎えた。2013年、2014年とすべての選手が提示額に一発サインしてきたが、今年は大島洋平外野手と平田良介外野手が保留した。

先に保留を表明したのは大島だった。昨年は7500万円から25%減の5625万円でサイン。チームとしても、個人としても不甲斐ない成績では仕方ない。そう自分を納得させた。その分は活躍すれば上がるはず、との期待もあった。

今季の大島は141試合に出場し打率.318、186安打で最多安打のタイトルを終盤まで争った。今年の契約更改は自信を持って席に着いた。しかし待っていたのは1775万円増の年俸7400万円提示。一昨年の7500万円にも届かない金額だった。

平田も今年は開幕から4番に座り119試合に出場、打率.277、11本塁打、65打点の成績だった。自分としては手応えを感じていた。球団が提示した金額は1200万円アップの4700万円。

「そんだけしか上がらんのか」平田は会見で不満を口にした。

成績が残せなければ減俸、それがプロというのはもっともだが、結果を出せば応える態度を見せ初めて成立する。

「大島やすっ」「大島に1億出さんとか」など、大島はもっともらうべきという意見や、昨年から続く厳冬に「ついに出てしまったようですね」「いつか文句でるやろとは思った」と、そろそろ選手の不満が爆発する頃合いと感じてい人もいるようだ。

あとに続く選手が保留できる雰囲気を作るためにも、「選手会長だししっかり戦ってほしい」と後押しする声もある。

大島は調停も辞さない構えを見せており、次回の交渉でまとまらなければ長引く可能性もある。
《岩藤健》

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