破格の大型契約も珍しくないメジャーリーグだが、さすがにこれはファンも度肝を抜かれたようだ。アメリカメディアは現地11月17日のニュースで、マーリンズのジアンカルロ・スタントン外野手が、13年総額3億2500万ドル(約379億円)で契約延長したと報じた。
これはタイガースのミゲル・カブレラが持っていた10年総額2億9200万ドルを抜き、メジャーリーグ史上最高額での契約。プロスポーツ全体を通しても史上最高額を更新したと見られる。
メジャー5年目のスタントンは今季、打率.288、37本塁打、105打点でホームラン王を獲得。ナショナル・リーグのMVP投票では2位に入った。
大型契約のニュースには慣れているメジャーリーグファンも、この金額には驚きの声を上げる。
「インフレしてんな」
「スタントン、すげぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「25歳で3億ドルの収入確約って…」
「チームの顔にしたいのはわかるけども出しすぎでしょ。選手の年俸高騰しすぎ」
「額がとんでもなさすぎて心配するわ」
まだ25歳と若く守備でも評価が高い生え抜きのスター。13年契約にはチームの顔として終身契約の意味もある。
年俸の高騰が止まらないMLB。スタントンの契約でまた天井が更新された。
《岩藤健》
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