ツール山岳賞のマイカが弱点克服へ「冬の間はタイムトライアルに集中する」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ツール山岳賞のマイカが弱点克服へ「冬の間はタイムトライアルに集中する」

スポーツ 短信
ポーランド人初のマイヨブランアポアルージュを獲得したラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)
  • ポーランド人初のマイヨブランアポアルージュを獲得したラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)
  • 2014年ツール・ド・ポローニュ第7ステージ、ラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)が総合優勝
  • 2014年ツール・ド・ポローニュ第7ステージ、ラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)が総合優勝
  • ティンコフ・サクソのキリマンジャロ登山合宿、ラファル・マイカ
2014年ツール・ド・フランスで山岳賞を獲得した若きクライマー、ラファウ・マイカ(ティンコフ・サクソ)は、チームを通じ「冬の間はタイムトライアルに集中する」と自らの弱点克服に取り組むことを明らかにした。

25歳のポーランド人、マイカは2011年のチーム加入以来、才能の片りんを見せてきたが、2014年はブレークの1年となった。ツール・ド・フランスの山岳ステージで2勝を挙げ、山岳賞を獲得。さらに地元ポーランドのツール・ド・ポローニュでも総合優勝を飾り、それ以外でも好成績を残してきた。

キリマンジャロ合宿を終えたマイカは、帰国前にチームを通じ次のようにシーズンを振り返った。

「今シーズンにはとても満足している。過去数年間もいい走りをしたし、チームのために懸命に働いて、個人的なリザルトもいくつか手に入れた。でも、今の僕は勝ち始めているんだ。それが過去数年間は足りなかったものだね。チームが僕をサポートしてくれたから、ステップアップできたんだ」

マイカの2014年シーズンは、2月にポルトガルのアルガルベ一周で始まり、8月末のUSAプロチャレンジで終わった。

「USAプロチャレンジ以降はまったくレースを走っていない。でも、シーズン前半は2つのグランツールを走り、とてもハードスケジュールだった。だから、さらに改善するためには、休息し、回復しなければならなかったんだ。強度を維持するために1日2~3時間はトレーニングしている。チーム全員がグラン・カナリア島(スペイン)の合宿に集まるとき、僕は2015年の準備を始めるよ」

さらに2015年シーズンとその先の将来に向けても、展望を語った。

「大きなステージレースでもっと強くなりたいなら、まだいくつか重要な分野に取り組まないといけない。冬の間、僕はタイムトライアルに集中する。チームも僕も、ここでまだ何秒も稼げることをわかっているんだ。モチベーションは高いし、チームと同じ目標を共有している。2005年のレースで結果を残したいし、たぶん将来的にはクラシックを走ることも検討するだろう」
《》

編集部おすすめの記事

page top