アルプスとピレネーで2度のステージ優勝を挙げたラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)は、山岳賞の水玉ジャージ「マイヨブランアポアルージュ」もパリの表彰式で手に入れた。
24歳のポーランド人、マイカはジロ・デ・イタリアでは昨年、今年と総合10位以内に入っている。ツールは予定外の出場だったが、エースのアルベルト・コンタドールのリタイア後はチームを救う華々しい活躍を見せ、ポーランド人初の山岳賞を獲得した。
チームから発表されたマイカのコメントは以下の通り。
「すごくうれしいし、このツール中の自分のパフォーマンスにはちょっと驚いている。僕は初めてのツール・ド・フランスだったし、アルベルトをアシストするつもりだった。でも、エースがいなくても僕たちは強いチームなんだと証明した。僕たちにプランBはなかった。新たなプランAを作り上げたんだ」
「もちろん、ジロの後で疲れていたから、監督と最初の10日間はゆっくりいこうと決めた。それがうまくいったし、僕はレース後半で最強のライダーの中にいた」
「水玉ジャージでパリに立っているのは、夢がかなったようだよ。僕は成長し続けたいし、いつかは総合優勝を狙いたい。でも、ここは完璧な出発地点だし、自分がツールで戦えることを証明した。戻ってくるのを楽しみにしているよ」
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