オーストラリアで麻薬所持や2人の男性に対する殺人計画に関わった罪で逮捕された、ロックバンドAC/DCのドラマー、フィル・ラッドについて地元検察は、殺人依頼での訴追を取り下げた。
ラッドは男性2人の殺害を殺し屋に依頼したとされていたが、検察は証拠不十分と判断。男性に殺人をほのめかし脅迫した罪や、麻薬所持の罪は今後も争われる。
AC/DCといえば70年代にデビューし一世を風靡したロックバンド。80年に発売された『Back in Black』は全世界で2000万枚以上を売り上げた。
ソ連崩壊直後の1991年には、モスクワ郊外の空軍基地でモンスターズ・オブ・ロックに出演し、メタリカやパンテラとともに西側を代表するバンドとして演奏。
ロックファンには伝説的な存在だけに、殺人に関与と報道されてからはネットでも驚きの声が聞かれた。
「海外らしいニュースだなーと思いました」
「なんかの間違いであってほしいよなコレ」
「皆んな 残念に思うわよね~」
「AC/DCどうなっちゃうん?」
「殺人依頼の容疑は取り消しと…まぁよかった?のか」
殺人依頼では訴追取り消しとなったラッドだが、麻薬所持は依然として残る。またAC/DCは創設時から中心メンバーとして活動してきたマルコム・ヤングが今年4月、健康問題を理由に活動休止。後に認知症と発表された。
バンドは活動予定に影響なしとしているが、今後の動きに注目が集まる。
《岩藤健》
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