ロッテからFAする成瀬善久が関東の球団を希望していることが分かり、獲得が困難と判断した阪神は、補強プランの見直しを迫られている。
その中で浮上したのが、かつての守護神・藤川球児の復帰プランと、ブルージェイズからフリーエージェントととなり、日米に関わらず所属先を探している川崎宗則の獲得だ。
藤川の獲得に関してはシーズン中からも度々言われてきた。藤川は阪神時代JFKの名で知られた鉄壁のリリーフ陣の一角を担い、後にクローザーとしても活躍した。
2013年からはシカゴ・カブスに移籍しアメリカ球界で挑戦を続けていたが、肘の故障もあり充分な働きができたとは言えない状況だった。
野手は既に獲得調査報道が出ている中島裕之を基本に進めるが、交渉がまとまらなかった場合は鳥谷流出に備え川崎もリストアップしておく方針だ。
このニュースにファンの反応は、
「もう何でもアリじゃん」
「ムネりんが来るわけないやろ」
「本当にメジャー帰り好きだな」
「来てくれたらわくわくする」
「全員採ろう」
しかし気になるのは、阪神が藤川をどこで使うかだ。日本時代は先発を任された時期もあったが、4年間で2勝に終わり中継ぎに転向してからブレークした。もし成瀬の代わりに先発を任せるプランがあるとすれば、賭けとなる。
《岩藤健》
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