新井貴浩が阪神タイガースを退団することが決定的となった。
新井は今季年俸2億円から、野球協約の定める40%を超えた、1億2000万円ダウンの8000万円を来季年俸として提示されており、残留か退団かに注目が集まっていた。
今季は3年契約の最終年として勝負の年だったが、新加入のゴメスが4番として大活躍したことにより、出場機会は大幅に減って代打が主だった。94試合に出場して打率.244、ホームラン3本、31打点の成績。
ゴメスが残留する来季も起用法は今年から変わらないと見られる。新井は残り146本と迫った2000本安打への強いこだわりを見せており、記録達成のため出場機会が得られるチームへの移籍を決断した。
このニュースにファンは、
「阪神退団かー。さみしくなるなぁ」
「広島復帰が一番のシナリオかな?」
「年俸より出場機会を約束する方が球団にしたら辛そう」
「寂しいな…パリーグ辺りで頑張って欲しい」
「鳥谷も新井もいない阪神って…」
阪神から提示された8000万円には、功労者への慰労も含まれている。他球団への移籍となれば、それより低い条件での契約になる可能性は充分にあるが、それでも勝負することを選んだ新井。
最後に一花咲かせることはできるか。
《岩藤健》
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