メジャーリーグでは日本時間の10月22日、ワールドシリーズが開幕した。アメリカン・リーグ王者ロイヤルズと、ナショナル・リーグ王者ジャイアンツの激突。第1戦はジャイアンツが7-1で快勝した。
ジャイアンツ先発はナショナル・リーグMVPも獲得したバンガーナー。ポストシーズン絶好調の左腕を前に、ロイヤルズ打線は点を奪えない。3回にノーアウト2塁、3塁の好機を作るも点に結びつけることができず、最後まで悔やまれる場面となった。
ロイヤルズはエースのシールズを先発に送るが、初回いきなり3失点と立ち上がりで乱れてしまう。以降は粘り強いピッチングで反撃をかわすも、4回に追加点を奪われたところで降板した。
ロイヤルズは7回にペレスのソロホームランで1点を返したが、反撃らしい反撃はこの1本だけだった。
2年ぶりの世界一を目指す相手に完敗。この結果にファンは、
「勢いが止まったからヤバイ雰囲気にならなきゃいいけど」
「この次が重要だね」
「このままズルズルいかないといいけど…」
「勢い止まっただけに立て直すのは容易でないけどこれで勝てたら本物だね」
「ロイヤルズが勝ってたから目立ってなかったけどやっぱりShields調子悪いよなあ」
ポストシーズン無敗と破竹の勢いで勝ち上がってきたロイヤルズ。連勝が止まったあと、ここからが踏ん張りどころだ。リーグ王者の底力を見せることができるか。
《岩藤健》
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