パリーグのクライマックスシリーズは10月15日、ヤフオクドームでファイナルステージ第1戦が行われ、9回裏に吉村のヒットでソフトバンクが日本ハムにサヨナラ勝ちした。
ホークスの先発はオリックスとのシーズン最終戦でも登板した大隣。6回まで日本ハム打線を無失点で抑え、3回に奪った1点を守り抜く。
日本ハムの逆襲は7回だった。先頭打者の中田翔がレフトスタンドへ同点ホームラン。続く大谷翔平がツーベースで出ると、送りバントで3塁に進める。赤田がセカンドゴロを打った間に3塁ランナーが還り逆転。
終盤の連打で大隣を攻略した日本ハム。栗山監督は9回裏のマウンドも先発の浦野に託した。
期待に応えたい浦野だったが先頭のイ・デホにフォアボールを出し、続く松田にヒットを打たれランナー1塁、3塁。一打サヨナラのピンチに守護神・増井をマウンドへ。
増井は中村晃を凡打に抑えるが、続く吉村裕基にヒットを打たれサヨナラ負けを喫した。
リーグ1位のソフトバンクは1勝のアドバンテージと合わせ、この勝利で2勝0敗。
地力を見せた勝利にファンは、
「この流れでCS全勝で 日本シリーズに 乗り込みましょう!!」
「やっとホークスらしい試合だよ」
「勢いをつけるにはもってこいの1戦目だった」
「やったねスゴいね!」
「ホークスを応援するにあたって 日シリよりCSの方が緊張する」
過去クライマックスシリーズは5回挑戦し、5回とも敗れているホークス。特に2010年は7年ぶりにリーグ制覇しながら、クライマックスシリーズで敗退し日本シリーズに進むことができなかった。
今年こそ壁を打ち破れるか。
《岩藤健》
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