10・2決戦を制したソフトバンク、3年ぶりにパリーグ制覇!両チーム選手は目に涙 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

10・2決戦を制したソフトバンク、3年ぶりにパリーグ制覇!両チーム選手は目に涙

スポーツ 短信
野球 イメージ(c)Getty Images
  • 野球 イメージ(c)Getty Images
プロ野球パシフィック・リーグは10月2日、ヤフオクドームで福岡ソフトバンクホークスとオリックス・バファローズの試合が行われ、2対1で勝利したホークスが最終戦で優勝を決めた。

ゲーム差無しで優勝を争うオリックスとの直接対決は総力戦となった。

試合は2回にソフトバンクが1点を先制し、先発の大隣憲司が最少リードを守り抜く展開。黄色靱帯骨化症から奇跡のカムバックを果たした左腕に、満員のスタンドから大きな声援が飛ぶ。

大隣の力投に沈黙していたオリックス打線だったが、ソフトバンクが継投に入った7回、中継ぎの森を捉えて同点に追いつく。

両チームともベンチ入り登録していた投手を惜しみなく投入する継投で、スコアボードに0を並べ試合は延長に突入する。

先にチャンスを作ったのはオリックス。10回にヒットとフォアボール、デッドボールで2アウトながら満塁のチャンスを作り、打席には4番のペーニャ。しかし天井直撃のファールフライをショート今宮が捕り無得点。

すると10回裏の攻撃。ホークスは1番の柳田がフォアボールで出塁、続く今宮がバントで送り、1アウト2塁となったところで3番内川は敬遠。4番イ・デホにもフォアボールを出し、1アウト満塁で打席には選手会長の松田。

外野フライでもサヨナラの場面。地鳴りのような歓声が響く中で松田は外角低めの変化球をバットに乗せ、打球は左中間へのサヨナラヒットとなった。

試合後はグラウンドにうずくまるオリックスの選手も、勝ったソフトバンクの選手も目に涙を浮かべ、普段あまり感情を表に出さないソフトバンク秋山監督も泣きながら、サヨナラヒットを打った松田選手、チームの中心として活躍した内川選手らと抱き合った。

優勝が懸かった試合に相応しい熱戦に、ネット上ではファンからも惜しみない賞賛が寄せられている。

「ホークスもオリックスもパリーグ引っ張ってきてラスト直接対決かっこいい」
「ドキドキハラハラのいい試合だった!」
「今年のパ・リーグは凄かった! ホークスの独走を許さなかったオリックス!」
「オリックスよくやったよ!!簡単にホークスに優勝させず、ここまでおもしろくしてくれたのだから」

ホークスはパリーグ王者としてクライマックスシリーズに臨むこととなる。この勢いで日本一奪還なるか。
《岩藤健》

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