ワシントン・ナショナルズは日本時間の10月7日、サンフランシスコ・ジャイアンツとのナ・リーグ地区シリーズ第3戦に臨んだ。ここまで2敗と後がなかったナショナルズだが、4-1で勝利し対戦成績を1勝2敗にした。
ナショナルズがフィスター、ジャイアンツはバンガーナーの先発。ジャイアンツはエースを立てて一気に決めてしまいたいところだったが、フィスターの前に味方打線が沈黙。
試合は7回にバンガーナーがバント処理したボールを3塁に悪送球、カブレラのタイムリーもありナショナルズが3点を先制した。9回にもハーパーのソロホームランで1点を追加し突き放す。
7回4安打無失点の好投を見せフィスターが降板すると、8回はクリッパード、9回には前の試合で好投するジマーマンの勝ちを消してしまったストーレンがマウンドに向かう。
しかし4番・サンドバル、5番・ペンスに連続ヒットを許し、ノーアウト2塁、3塁。6番・ベルトは三振。7番・クロフォードに犠牲フライを打たれ1点は失う。
それでも最後はトラビス・イシカワを内野ゴロで抑えリードを守り抜き、ナショナルズがジャイアンツに一矢を報いた。
勢いとポストシーズンの経験で勝るジャイアンツ、地力では分があると言われてきたナショナルズ。この1勝からさらなる激戦になることをファンは期待している。
「ナショナルズ勝ったか、これで分からなくなる」
「ナショナルズは首の皮一枚つながったか」
「ナショナルズが息を吹き返してきたな…!」
ナショナルズは5戦目までもつれ込めばエースのストラスバーグが投げられる。あと1勝してそこまでつなげば2連敗からの逆転3連勝も現実味を帯びてきそうだ。
《岩藤健》
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