ロード世界王者ミカル・クビアトコウスキー(オメガファルマ・クイックステップ)は、タイトル獲得後初レースとなる10月5日のジロ・ディ・ロンバルディア(イル・ロンバルディア)に向けて、意気込みを語った。
クビアトコウスキーは4日、レース前の記者会見に出席。チームから発表されたコメントは以下の通り。
「先週は僕の人生の中でまったく新しいものだった。世界選手権で勝った後は、イル・ロンバルディアへの集中の仕方はちょっと変わってしまったんだ。でも正直に言うと、僕はあまり勝利を祝いたいタイプではなく、次のレースを見すえているタイプの人間なんだ」
「アルカンシエルへの敬意を払いたい。ワールドチャンピオンになるのは確かに頭の中では変な気分だよ。しばらくは信じられなかった。でも、僕はオメガファルマ・クイックステップとともにレースするためにここに来ているし、チームメイトと一緒にこのモニュメントでレースすることにワクワクしているんだ」
「もちろんイル・ロンバルディアでは、アルベルト・コンタドール、アレハンドロ・バルベルデ、ホアキン・ロドリゲスが優勝候補だと思う。でも、誰がここでファクターになれるかまったく保証はない。決して予測はできないから、このレースに参加できるのはいつも特別なことだ」
「僕についてはなにができるか様子を見たい。世界選手権でのアタックは予定していなかった。そのときは前にいて、チャンスがあるか見ていたんだ。最終的にいい動きだったね。明日も誰がいいタイミングでいい動きができるかにかかっているだろう。何が起こってもおかしくないから、柔軟に考えないとね」
「僕は過去2回完走できなかったから、このレースの経験はない。でも、チームメイトのサポートがあれば、今年はいい結果が出せると願っている。でも、どうなるかわからないよ。僕にチャンスがあれば、先週と同じようにベストを尽くすよ」
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