【旅しよう】予約に「興奮」、到着して「興奮」、家に帰って「安心」…日本人の典型心理 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【旅しよう】予約に「興奮」、到着して「興奮」、家に帰って「安心」…日本人の典型心理

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【旅しよう】予約に「興奮」、到着して「興奮」、家に帰って「安心」…日本人の典型心理
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トリップアドバイザーは、世界最大規模の旅行動向調査「トリップバロメーター」を発表した。2014年2回目となる今回は、旅行者の心理に注目し、「トリップバロメーター 旅行者の心理」と題して調査を実施した。

旅行者の心理を深く掘り下げるため、「人生を思う存分楽しむ」「現地の生活や文化に溶け込む」などの16の要素の中から、旅行に求めるものとして最もよく当てはまる要素を2つ選んでもらった。そして、選択肢となっている要素を組み合わせ、「旅に行く動機」を8つに分類した。にこちらの調査は、IPSOS社がこれまで実施してきた調査の知見をもとに設計されている。

世界の旅行者は、71%が「視野を広げる」ことを旅行の主な動機として選択しており、次いで「自由・解放」(62%)を挙げている。一方、日本の旅行者は、70%が「自由・解放」を、66%が「視野を広げる」こと、52%が「興奮」と回答しました。「興奮」の項目については、日本人は世界で一番高いスコアを出しており(52%)、次いでトルコ(48%)、中国(44%)という順だった。

今回のトリップバロメーターでは、旅行における5つのフェーズ(予約、到着、滞在、出発、帰宅)において、どのような気持ちになるかを尋ねた。世界の旅行者の傾向としては、予約から旅先への到着時にかけて「興奮」がピークに上り、自宅へ向けて出発する時に一番「満足」するという結果が出ている。

興味深いポイントとして、日本人は予約時に最も「興奮」すると回答しており、その割合は77%に上る。これは、世界平均の54%と比較してもかなり多いと言える。予約時の「興奮」度合が高い国は、ブラジル(68%)、オーストラリア(66%)が続く。

日本人は、旅先へ到着時にも「興奮」を感じており、到着時の「興奮」世界平均は54%に対し、74%と予約時に引き続き高い割合を示している。この興奮度合は到着時をピークに旅行の終了に向けて徐々に低下し、帰宅時には3%にまで落ち込む。世界平均の帰宅時の「興奮」は9%であるのに対して、日本人の帰宅時の「興奮」度合は世界の中で最も低くなっている。

「安心」に関する結果も興味深い曲線を示しています。予約時に安心感を得る日本人はわずか9%ですが、無事に到着し予約が問題なく取れていたことが判明することもあってか、到着時には、より多くの人(15%)が安心するようだ。滞在中に安心感を得る日本人はわずか8%に留まる一方で、自宅に向け出発する際には30%まで戻り、帰宅すると「安心」感を覚える日本人は56%に達す。これは世界平均(29%)を上回り、調査対象国の中で最も高くなっている。
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