【ツール・ド・東北14】走行管理ライダーの装備は? ボランティア体験記(5) | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・東北14】走行管理ライダーの装備は? ボランティア体験記(5)

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霧の中、走行管理ライダーが集まってきた
  • 霧の中、走行管理ライダーが集まってきた
  • 走行管理ライダーに渡される装備。グリーンのビブス、チューブ2本、各種マニュアル、朝食
  • パンク修理用のチューブ2本。出番はあるかな?
  • ヘルメットには紫のシールを貼る。100km担当の目印だ
  • 自分たちのスタートを待つ間は、他のサイクリストを応援
  • 物々しいクルマが入ってきたと思ったら、ケネディ大使だった
午前4時前、周りの物音で目が覚めた。ツール・ド・東北は220km、170km、100km、60kmの4つのコースがあり、長い距離の方がスタート時間が早い。僕たちボランティアの走行管理ライダーも距離が長い人ほど、集合時間が早くなっている。

前回紹介した通り、僕たちボランティアは石巻専修大の校舎の中で雑魚寝したのだが、220kmのボランティアは4:00受付開始なので、3時半ごろから準備を始めている。その物音で目が覚めたのだが、僕は100km担当で受付開始は午前5:15。それほど眠気はなかったが、体を休めるために1時間ほど横になってから、ようやく行動を開始した。

朝の準備と言っても着替えと布団を畳むぐらいなので、すぐに済ませ、大学北門の走行管理ライダー受付へと向かった。校舎の中は暖かくてTシャツでも眠れたのだが、外は寒く、ウィンドブレーカーを羽織る。5時ちょっとすぎだが、空はだいぶ明るくなっている。でも、曇り空で霧も出ており、校舎や周りの山が白く煙っている。

受付で荷物を預けて、大会から渡される装備を預かる。内容は、走行管理ライダー用のグリーンのビブスとパンク修理で使うチューブ2本、それと緊急時のマニュアル、朝食用のおにぎりとパンだ。ちなみにチューブは、径700mmで幅はロード用の18~26mmとクロスバイク用の28~35mmがそれぞれ1本ずつ。これに携帯ポンプ、タイヤレバーなど自分で用意した装備とカメラをリュックに入れて背負った。

ヘルメットに貼るためのシールも渡された。距離別に色分けされており、僕ら100kmは紫色だ。

その後、メカニックのブースでタイヤを入れたり、キャンバス内の自動販売機を探してボトルの水を補給したり、食事をしたりと準備するが、100kmスタートの6:45まではまだまだ時間がある。すでに220kmや160kmの参加者はスタートし、僕らがいる北門の前を元気に走っている姿が見える。

なお、一般の参加者は大学の正門をスタートして、キャンパスの周りをぐるりと回って北門の前を通過する。ここで、僕たち走行管理ライダーが合流するわけだ。この日の全参加者が約2700人で走行管理ライダーは200人前後いるわけだから、おおざっぱに10数人おきに等間隔になるように、タイミングを見計らって合流する計算だ。

僕たち100km組の集合がかかったのは、6:30ごろ。走行管理ライダーは25~30km/h、20~25km/h、20km以下とスピード別に分かれて並ぶ。僕は一番遅い20km/h以下の担当なので並ぶのもほぼ最後尾だ。

まだまだ時間はあるので、一緒に並んでいた若い男性と世間話。地元は神奈川だそうだが、石巻に就職してボランティアを受け入れる仕事をしているそうだ。

そんな話をしていると、ちょうどキャロライン・ケネディ大使がクルマで北門から入ってくる場面にも遭遇した。

その間も、ひとりひとりと前のライダーがスタートしていき、7:15ごろようやく僕の順番がやってきた。大会スタッフの合図を待って飛び出し、コースに出る。いよいよ僕のツール・ド・東北が始まる。
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