ロシアのティンコフ・サクソは、2014年ブエルタ・ア・エスパーニャの出場メンバー9人を8月21日にプレスリリースを通じて発表した。
エースを務めるのはアルベルト・コンタドールだが、ツール・ド・フランスでの落車と右脚骨折からまだ1カ月半しか経っておらず、レースが進むにつれてコンディションが上がっていくことを期待している。
なお、チームはバイオロジカルパスポート問題で暫定出場禁止処分中のロマン・クロイツィゲルを出場させようとスポーツ仲裁裁判所(CAS)に処分撤回を求める訴えを起こしていた。しかし、CASはこの訴えを却下したことを20日に発表し、クロイツィゲルのブエルタ出場は叶わなかった。
また、デンマーク・ロード王者でツアー・オブ・デンマークでも総合優勝を挙げた期待の新人ミカエル・バルグレンが、グランツール初出場する。
ティンコフ・サクソのフィリップ・モデュイ監督は「アルベルトともに我々は上級山岳ステージ、中級山岳ステージで高いレベルで戦うチャンスがある。アルベルトはツールでクラッシュし、脚を骨折した。ほんの数週間のトレーニングで総合優勝を狙うのは妥当だとは思わないが、我々はレース中にこのジャージを輝かせるつもりだ」と山岳ステージでの勝利を目標に掲げている。
ティンコフ・サクソ 出場メンバー
アルベルト・コンタドール(スペイン)
クリスアンケル・セレンセン(デンマーク)
ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア)
マッテーオ・トザット(イタリア)
セルジオ・パウリーニョ(ポルトガル)
オリバー・ザウグ(スイス)
イワン・ロフニー(スイス)
ヘスス・エルナンデス(スペイン)
ミカエル・バルグレン(デンマーク)
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