ティンコフ・サクソは、カチューシャのパベル・ブルットと2015年からの2年契約を結んだことを、8月7日にプレスリリースを通じて発表した。
ブルットは32歳のロシア人。2009年からカチューシャに所属し、ロシア・ロード王者のタイトルを獲得したこともある。
ロシア人チームオーナーのオレグ・ティンコフは「パベルは多くの長所とパワーを持った選手だ。彼の持久力があれば春のレースやクラシック、3週間のレースで大いに力となるだろう。今後2シーズンで、彼が才能を証明すると信じている」と、ブルットへの期待を表わしている。
ブルットは、かつてティンコフがオーナーを務めていたプロコンチネンタルチームのティンコフ・クレジットシステムにも2006～2008年に所属。2008年には、ジロ・デ・イタリアでステージ優勝を挙げている。
さらにチームは、ニコライ・トルーソフとの契約を延長したことも発表した。トルーソフは29歳のロシア人で、ティンコフのもとでチーム内でのロシア人勢力が拡大している。
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