26日、27日に行われた小川町七夕まつり。実行委員会の企画ではないものの、Twitterなどで注目を集めたのが民家の屋根から飛び出したゴジラだ。祭りは終わったが、まだ見ることができるとのことで、埼玉県小川町を取材した。
小川町駅から5分ほど歩いた国道254号線の交差点に突如現れるのが、民家の上から顔を出しているように見えるゴジラ。窓からは手も出ている。
このゴジラを作った伊東孝志さんに話を聞くと、「2年前に近所のおばあちゃんたち7人が七夕まつりにあわせて何かやりたいということで、一緒に青い竜を作ったというのが始まり。2年前は辰年だったので竜を作ったが、今年は午年なので最初はペガサスを考えていた。しかし、祭りは子供が喜ぶというのが重要だと考え、ふとゴジラを思いついた」という。
全長4メートルほどあるという頭の部分は発泡スチロールで5つに分けて制作。近所の人によれば「年々小川町の七夕まつりは寂しくなっているような気がしたが、今年はゴジラのおかげでこの辺りの人通りが多かったと思う」と、にぎわいを喜んだ。
住宅街の中にある交差点沿いにあり、通行人も思わず注目してしまうゴジラ。車の中から乗り出して見る人や、歩道からスマホで写真を撮る通行人も見られた。
《吉川 亮太@RBBTODAY》
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