6日午前2時10分ごろ、大分県宇佐市内の市道を走行していた自転車に対し、後ろから進行してきたワゴン車が追突。ワゴン車は弾みで対向車線側へ逸脱し、対向車線を順走してきたパトカーとも衝突した。この事故で自転車に乗っていた63歳の男性が死亡している。
大分県警・宇佐署によると、現場は宇佐市芝原付近で片側1車線の直線区間。自転車は道路左側の路肩を走行していたが、後ろから進行してきたワゴン車が追突。ワゴン車は追突直後に急ハンドルを切った結果として対向車線側へ逸脱し、直後に対向車線を順走してきた同署のパトカーとも衝突した。
この事故で自転車に乗っていた63歳の男性が頭部などを強打して収容先の病院で死亡。パトカーに乗っていた警官2人にケガはなかった。警察はワゴン車を運転していた大分市内に在住する64歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。
聴取に対して男性は「自転車に気づくのが遅れた。慌ててブレーキを掛けたが間に合わなかった」などと供述しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。
路肩の自転車に追突後、対向してきたパトカーとも衝突
《石田真一@レスポンス》