ワイルドカードでツール・ド・フランスに初出場するスイスのイアムサイクリングは7月4日、イギリス・リーズでのグランデパールを前に記者会見を開いた。
チームの目標は、ツール・ド・スイスで総合2位に入ったマティアス・フランク（スイス）をエースに総合15位以内を目指すこと、さらにシルバン・シャバネル（フランス）、ハインリッヒ・ハウッスラー（オーストラリア）、マルティン・エルミガー（スイス）らでステージ優勝をねらいにいく。
前週にフランス・タイムトライアル選手権で6度目のタイトルを獲得したシャバネルは、今年で14年連続のツール出場。現役では17回のイェンス・フォイクト（トレックファクトリーレーシング）に次ぐ出場回数となる。
フランス国内で絶大な人気を誇るシャバネルは、ツールでは過去にステージ3勝を挙げ、マイヨジョーヌにそでを通したこともある。記者会見では「14回目のツール出場になるけど、すごくうれしい。初出場の若いチームの力になれることが光栄だし、やる気を感じている」と意欲的に語っている。
「3週間を通して可能性はたくさんあるし、各賞のジャージのどれかひとつを着るチャンスもあるだろう。ボク自身は勝利をつかむチャンスがあれば、ためらわずにいく。最初のチャンスはイギリスからフランスに戻ってすぐだ。序盤のステージはコースが難しいし、天気が逃げ切りのカギになるだろう」
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