今回、日本からも自転車利用の観点からいくつかの現状報告が行われた。その中で、大阪の大学生が二人乗り自転車についてのプレゼンテーションを行ったのだが、これが大きな問題提起になった。
日本において一部自治体等で公道では許可が下りていない二人乗り自転車。これがルールを整備することで、高齢社会日本の高齢者の移動や、障がい者の移動に活用できるのではないだろうかというもの。
ちなみにオーストラリアのアデレードでは、どんな形の自転車であれ、基本的に制限はない。またコミュニティープログラムでも様々な自転車を見ることができる。
自転車の前に手押し車のようなものを繋げて、その車には生まれたばかりの赤ん坊を抱いた母親が乗っていることもある。
安全を守るためのルールも、国柄によってかなりの違いがある。特に、自転車という乗り物は、手軽である分、ルール設定が世界各国でまだら模様だ。
道路環境や、住人の状態など、複雑に関係する要素を解きほぐする必要がある。アデレードの環境を照らし合わせると、自転車への壁がないことも自転車の環境づくりの一つであるといえよう。
《豪州フォトグラファー さくら麻美》
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