NHKでは5月25日のウクライナ大統領選挙に合わせ、関連番組6本を5月22日から31日までの間に放送する。
最新の社会情勢を解説するNHK総合の情報番組「クローズアップ現代」では、5月22日19時30分から「分裂の危機は避けられるのか~緊迫・ウクライナ大統領選挙~」を放送。大統領選挙を前に、親ロシア派と反ロシア派の動向を紹介するほか、住民への取材映像を公開する。
BS1の国際ニュース番組「国際報道2014」では、ニュースキャスターの有馬嘉男氏が現地入り。22日、23日、26日の3夜に渡り、毎日20時から現地の最新映像を放送する。23日には各派の主力候補へのインタビューを首都キエフから生中継する予定。26日には投票当日の様子や開票結果を紹介するほか、ユーシェンコ元大統領へのインタビューも予定されている。
BS1の「ドキュメンタリーWAVE」では、首都キエフで治安維持活動を行う自警団にフォーカス。東部ドネツク州から自警団に参加した若者にスポットを当てながら、彼らの愛国心が国際政治の駆け引きに翻弄される姿を5月24日の20時から放送する。
Eテレの教養情報番組「ETV特集」では、5月24日23時から「歴史と民族から考えるウクライナ」を放送。ウクライナ問題のスペシャリストを招いて、その原因となった歴史的な背景と民族問題について掘り下げて解説する。
BS1の討論番組「グローバルディベート WISDOM」では、5月31日に「ウクライナ危機の衝撃 ~変わる冷戦後の世界秩序~」を2部構成で放送。第1部では大統領選挙をめぐるウクライナ情勢について、第2部では近未来の世界秩序があるべき姿について議論する。
BS1の「BS世界のドキュメンタリー」では、ウクライナ関連番組を2日連続で再放送する。5月22日にはプーチン政権のアドバイザーや政治哲学者へのインタビューを行った「“帝国”への郷愁~プーチン政権と拡張路線~」を放送。23日にはウクライナ政治当局者にインタビューを行った「混沌(こんとん)のウクライナ~民主化10年の軌跡~」を放送する。
《丸田@RBBTODAY》
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