ヤマハPAS、2014年はシニア向けにも挑戦…「全包囲網でPASをお届け」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ヤマハPAS、2014年はシニア向けにも挑戦…「全包囲網でPASをお届け」

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2月19日、ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車「ヤマハPAS」の2014年モデル試乗会を開催。同社の森本実事業部長が2014年のヤマハPAS販売計画について、13年比10%増となる14万1000台と国内シェア31%、ドライブユニットの総出荷は13年比21%増の28万1000台を目標に掲げ
  • 2月19日、ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車「ヤマハPAS」の2014年モデル試乗会を開催。同社の森本実事業部長が2014年のヤマハPAS販売計画について、13年比10%増となる14万1000台と国内シェア31%、ドライブユニットの総出荷は13年比21%増の28万1000台を目標に掲げ
2月19日、ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車「ヤマハPAS」の2014年モデル試乗会を開催。同社の森本実事業部長が2014年のヤマハPAS販売計画について、13年比10%増となる14万1000台と国内シェア31%、ドライブユニットの総出荷は13年比21%増の28万1000台を目標に掲げた。

試乗会場でおこなわれた会見では2013年の実績が報告された。

2013年の実績は、国内販売はヤマハPASブランドが12年比26%増の13万1000台でシェアは30%超え、輸出を含めた他社向けに供給するドライブユニットの総出荷が12年比22%増の23万2000台でシェア50%と、中期計画で2015年にシェア50%を掲げた目標を前倒しで達成した。これを受けて、2015年のシェア目標は55%超えに上方修正した。

2014年の国内市場について、森本氏は「4月の消費税増税で、一旦需要は落ちると思うが、この市場の全体需要は前年比(13年比)で伸びると信じている。その中でヤマハは前年比(13年比)で110%を目指す」と自信を示す。

一方、輸出に関しては、「欧州に向け投入した新しいドライブユニットの引きが強く、ジャイアントをはじめ、契約メーカーは4社となった。さらに、準備が進んでいる会社が数社あるので輸出も今年から加速していく、記録をどんどん更新していきたい」との見通しを示した。

さらに今後のPAS事業については「PASから一番遠いユーザーに対してアプローチしたYPJ-01は、東京モーターショーで期待を上回る反響で、一番驚いているのは私たちかもしれない。ぜひとも形にしたいカテゴリー。これまでの、子育て育児世代、業務ビジネス、通勤、通学、買い物といったカテゴリーに加えて、今年は新たにシニア向けにも挑戦し、家族全員でPASを使ってもらえる、全包囲網でPASをお届けしていきたい」と意気込みを示した。

(椿山和雄)
《編集部》

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