指示で後続集団に戻るのは消化不良と新城幸也 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

指示で後続集団に戻るのは消化不良と新城幸也

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ツアーダウンアンダー第4ステージは激しいアタック合戦の中、小集団ができては吸収されるという繰り返しが続いた。30kmを過ぎたあたりで新城幸也(ヨーロッパカー)を含む5人の逃げが成功し、後続のメイン集団に最大5分の差を開いた。
  • ツアーダウンアンダー第4ステージは激しいアタック合戦の中、小集団ができては吸収されるという繰り返しが続いた。30kmを過ぎたあたりで新城幸也(ヨーロッパカー)を含む5人の逃げが成功し、後続のメイン集団に最大5分の差を開いた。
ツアーダウンアンダー第4ステージは激しいアタック合戦の中、小集団ができては吸収されるという繰り返しが続いた。30kmを過ぎたあたりで新城幸也(ヨーロッパカー)を含む5人の逃げが成功し、後続のメイン集団に最大5分の差を開いた。

この日のチーム戦略は、新城はスプリントに備え、その他の選手が必ず逃げるという指示だった。しかしその前のアタック合戦に加わっていたヨーロッパカーの選手たちが反応することができず、新城自ら反応して逃げに乗ってしまったという形になった。

結局、第1集団に選手を送り込んだ各チームの思惑がかみあわず、新城を含んだ5人の逃げは補給所地点の80km地点で2つに分解。新城は監督の指示で集団に戻った。

レースは振り出しに戻り、最後の山岳と横風で60人ほどの集団と後続集団に分断されると新城は後方集団に取り残され、約14分遅れの大集団のなか122位でゴール。

「チームメイトがだれも逃げに乗っていなかったから、アタックした選手と後続集団との差を埋めるつもりで追いかけたら、逃げが決まってしまった」とゴール後に語った。

「総合成績にかかわる可能性のある選手を含んでいたので、各チームの指示の相違があったから、この逃げは長くは続かなかったけど、監督の指示で後続集団に戻るのは自分としては消化不良。でも、こうして逃げに乗れるというのはコンディションは悪くない証拠。明日は最終日のつもりで今日の分もぶつけたい」(飯島美和)
《編集部》

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