イタリアのジロ・デル・トレンティーノは4月16日、隣国オーストリアのリエンツで午前と午後にセミステージが2回行われ、ヨーロッパカーの新城幸也(28)は午後のチームタイムトライアル(14km)で5位になった。前半は新城らが捨て身で先頭を引っ張ってペースを上げ、後半はほかの選手に託すという作戦で、他チームより少ない7人での出走でありながらまずまずのタイムでゴールした。(飯島美和)
レースを終えて新城は、「今日は展開が後手になってしまった。明日からの激しい山岳ステージはエースのピエール・ロランをアシストしながら積極的にこなしたい」 と語っている。
17日の第2ステージは中盤に標高1,800m、そしてゴールは標高1,500mというカテゴリー1級の山岳が2つ待ち構える距離224.8kmで行われる。クライマーを擁するチームがリーダージャージをねらう激しいステージになりそうだ。
《編集部》
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