ランカウィ第6Sで新城が12人の先頭集団から単独アタック | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ランカウィ第6Sで新城が12人の先頭集団から単独アタック

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 ツール・ド・ランカウィ第6ステージが2月26日に大会最長距離となる217.5kmのコースで行われ、ヨーロッパカーの新城幸也が80km過ぎで形成された12人の逃げグループに加わった。さらにその集団から単独アタックをかけて40kmに及ぶ独走を試みるなど終始積極的な走りを見
  •  ツール・ド・ランカウィ第6ステージが2月26日に大会最長距離となる217.5kmのコースで行われ、ヨーロッパカーの新城幸也が80km過ぎで形成された12人の逃げグループに加わった。さらにその集団から単独アタックをかけて40kmに及ぶ独走を試みるなど終始積極的な走りを見
 ツール・ド・ランカウィ第6ステージが2月26日に大会最長距離となる217.5kmのコースで行われ、ヨーロッパカーの新城幸也が80km過ぎで形成された12人の逃げグループに加わった。さらにその集団から単独アタックをかけて40kmに及ぶ独走を試みるなど終始積極的な走りを見せた。(飯島美和)

 この日は最長距離に加えて、途中3カ所の4級山岳があるという逃げが決まりやすいコースレイアウト。どのチームも簡単に逃げ集団を作らせまいと、アタックにすぐに反応する展開。アタック合戦の応酬が80km地点まで続くハイスピードレースとなった。

 新城は80km過ぎで形成された12人の逃げグループに加わった。しかし、12選手の意思統一が計れず、メイン集団との差が思うように開かない状況の中、業を煮やした新城が単独でアタック。残りの距離は100kmで、約40kmに及ぶ単独走行を試みた。しかしこの動きに後続集団が活性化され、新城は残り40kmで吸収された。

 中盤から降り出した雨が、ゴールに近づくにつれて強くなる中、再びアタック合戦の末にヨーロッパカーのセリル・ゴティエ、ピエール・ロランの2人を含む逃げが決まる。しかしロランは大事な局面でパンクして離脱。ヨーロッパカーの勝利は持ち越しとなった。

 新城は、先頭から40秒遅れの集団ゴール。28位だった。

「一緒に逃げた選手の中に総合上位の選手がいた。このまま一緒に逃げればチャンスがあるからペースを上げようと誘ったが、誰も同調しなかったので単独になってしまった。まだ100kmあるからと、メイン集団が安心してけん制してくれたらチャンスだと思った。後半は雨だと聞いていたから何があるかわからない。やっと決まった逃げだから積極的に
チャレンジしただけ。またチャンスをみつけてチャレンジしていきたい」と、新城は好調ぶりを表すコメントを残している。
《編集部》

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