新城がロランをアシストするも区間勝利を逃す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

新城がロランをアシストするも区間勝利を逃す

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 ツール・ド・ランカウィ第5ステージが2月25日に最大の山場ゲンティンハイランドにゴールするコースで行われ、新城幸也はヨーロッパカーのエースで、ツール・ド・フランスの山岳ステージで2回の優勝経験があるピエール・ロランを勝たせるために戦った。ゴールのゲンテ
  •  ツール・ド・ランカウィ第5ステージが2月25日に最大の山場ゲンティンハイランドにゴールするコースで行われ、新城幸也はヨーロッパカーのエースで、ツール・ド・フランスの山岳ステージで2回の優勝経験があるピエール・ロランを勝たせるために戦った。ゴールのゲンテ
 ツール・ド・ランカウィ第5ステージが2月25日に最大の山場ゲンティンハイランドにゴールするコースで行われ、新城幸也はヨーロッパカーのエースで、ツール・ド・フランスの山岳ステージで2回の優勝経験があるピエール・ロランを勝たせるために戦った。ゴールのゲンティンハイランドはラスト25kmから1679kmの頂上まで駆け上がる。さらにゴールまで残り7kmからはつづら折りの急こう配が続く超級山岳ステージだ。(飯島美和)

 レースは、序盤の平坦でエスケープした選手と後続のメイン集団との差が一時は9分まで開くが、上りに入ってヨーロッパカーは積極的に追走を開始。アシスト選手たちは役目を終えて脱落していった。そんな中、ツール・ド・フランスでも最後までロランのアシストをこなした新城は、今年初の超級カテゴリーの山岳でも、チームの中で最後までエースと同じ集団に残ったが、ラスト10kmで力尽き、先頭集団から遅れた。
 ここからは各チームエース同士の戦いとなったが、ロランは先頭から2分45秒遅れの14位でゴール。その後、新城は先頭から7分06遅れの26位で山岳ステージを終えた。

「ピエールと一緒に上ってはいたけど、やっぱりあんな激坂でできることは限られてるから、ボトル運びくらいしか手伝ってない。自分としては、この時期でこれだけ登れていればいいほうかな。ここは何度か走ったことがあるけど、やっぱりツール・ド・フランスの山岳を経験してきたからか、自分もレベルアップしていると感じる。でも、勝負に関われてなかったらダメだね」と新城。

「チームとしては、このあとは逃げてステージ優勝する作戦に切り替えるから、あと5ステージあるし、どこかで見せ場を作れると思う。明日も距離が長いから、可能性はあると思うよ。でも明日はお休みしたい気分だけど」と、前日の100km以上の逃げ、この日の超級山岳でのアシストとシーズン初戦を楽しんでいるように語った。

 第6ステージは今大会最長の217km。細かいアップダウンが続く、新城の得意とするコースレイアウトだ。
《編集部》

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