ピレネーのツールマレー峠を通過するツール・ド・フランス第16ステージで、総合1位のアルベルト・コンタドール(27=スペイン、アスタナ)がマイヨジョーヌを守った。同2位のアンディ・シュレック(25=ルクセンブルク、サクソバンク)とのタイム差は8秒のまま。
前日はシュレックがチェーン脱落で立ち往生している間にコンタドールがアタック。シュレックがコンタドールに39秒遅れたため、総合成績が逆転した。前日のゴール後の記者会見では、「シュレックにトラブルが起こったのは知らなかった」とコメントしたが、その後「ビデオで見た。彼を待つべきだった」と謝罪した。
この日はゴール後にテレビ出演し、「よきライバル」の関係を再確認した。大会は21日が2回目の休息日となり、22日にツールマレー峠にゴールする最後の山岳ステージが行われる。
《編集部》
page top