神奈川県茅ヶ崎市は12月15日からの2カ月間、市内17カ所でコミュニティサイクル社会実験を実施する。価格は1日300円と安価で、機械式の駐輪設備ではなく有人管理で実施される。
この社会実験は国土交通省が21年度「先導的都市環境形成促進事業」として全国７都市で実施するコミュニティサイクルシステム開発ケーススタディのひとつとして行うものだ。商店や観光案内所を貸し出し場所とし、レンタサイクルにあわせて市内の店舗や観光スポットをアピールすることで、地域活性化につなげることを目標としている。
機械式の駐輪設備ではなく有人管理で実施し、貸し出しや返却の情報を一元管理できるよう、コールセンターを設置する。
実験は、これまで市内で「エコ・レンタサイクル」事業の実績がある茅ヶ崎市商店会連合会と、茅ヶ崎市観光協会が協力し、商業面、観光面などの活性化につげるようなシステムの検討を行う予定になっている。
＜概要＞
実施期間：12月15日（火）～2010年2月15日（月）
貸し出し場所：
・「エコ・レンタサイクル」実施ポート
・「のきさき駐輪場」実施店舗の一部
・茅ヶ崎駅観光案内所（新栄町自転車駐車場・ツインウェイヴ南自転車駐車場分）
利用料金：1回300円（借りた当日の料金。鍵を返却した時点で１回になり、翌日まで利用した場合は、1日あたり300円を別途追加）
自転車台数：
・シティサイクル 50台
・3人乗り自転車(幼児２人同乗基準適合車) 3台
《編集部》
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