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アジアMTB選手権ジュニアダウンヒルで清水が優勝

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 11月8日にマレーシアのメカラで開催されたMTBアジア選手権で、今大会から誕生したダウンヒル男子のジュニアクラスで清水一輝(17=アキファクトリー)が優勝し、初代チャンピオンの栄冠を勝ち取った。清水は全日本選手権大会ダウンヒル男子ジュニアクラスで優勝するな
  •  11月8日にマレーシアのメカラで開催されたMTBアジア選手権で、今大会から誕生したダウンヒル男子のジュニアクラスで清水一輝(17=アキファクトリー)が優勝し、初代チャンピオンの栄冠を勝ち取った。清水は全日本選手権大会ダウンヒル男子ジュニアクラスで優勝するな
 11月8日にマレーシアのメカラで開催されたMTBアジア選手権で、今大会から誕生したダウンヒル男子のジュニアクラスで清水一輝(17=アキファクトリー)が優勝し、初代チャンピオンの栄冠を勝ち取った。清水は全日本選手権大会ダウンヒル男子ジュニアクラスで優勝するなど、その将来性を期待される若手選手の1人。

●清水一輝のコメント
 マレーシアは湿気が高くあまりの蒸し暑さに驚いた。練習時間が短く、スタート地点までの搬送方法も複雑で、なおかつ蒸し暑さで集中力を保つことが非常に難しい状況だった。さらにコースは登り返しが多く、とてもダウンヒルだとは思えないコースレイアウトだった。
 今回、準備したバイクは竹本将史監督が出発前にコースを予測してくれて、STABよりも軽いSTINKYを、特別に軽い仕様にしてセッティングしてくれた。
 タイムセッションではうまくまとめることができて1位。しかし2位との差はたった3秒。そのとき、正直焦りがでてしまった。
 そして迎えたレース当日は、前日に降ったスコールでコースコンディションが大幅に変わってしまった。キャンバーで登り返しのセクションにわだちができてしまい、全く進まない状況で難しかった。
 決勝レースは午後からのスタートで、メカニックがローラー台をスタート地点まで持って来てくれ、スタート前にアップをすることができ万全の態勢でスタートすることができた。
 スタート直後は調子よく走れていたが、わだちで根っこが出ているセクションが、思ったより掘れていて止まってしまい、そこからゼロスタートで漕ぎ出すのはきつかった。最後のストレートでは、体力が限界にまできていましたが力を振り絞り必死にゴールを目指した。
 僕が最終ライダーだったので、ゴールした直後の雰囲気で優勝したと感じることができ、とてもうれしかった。応援してくださった皆さんやスポンサーの方々本当に感謝したいと思う。

●アキファクトリーチーム竹本監督将史のコメント
 98年の初代アジアチャンピオンになった時と同じ場所で、清水も初代ジュニアチャンピオンになってくれて本当にうれしい。出発前のコース情報は少なかったが、ホテルが同じ場所だったので、ある程度コースを予測して最初からそのセッティングのバイクを制作した。
 清水は、これからワールドカップや世界選手権の常連になる実力を持っている。1日も早く日本から世界で戦える選手を出したいと思う。応援してくださった方々には本当に感謝いたします。
《編集部》

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