EQA参戦のリョディオはサンチェスV | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

EQA参戦のリョディオはサンチェスV

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 3月29日にスペインのバスク地方でグランプリ・リョディオが開催され、地元のプロツアーチームであるエウスカルテル・エウスカディに所属するサミュエル・サンチェス(スペイン)が3人によるゴール勝負を制して優勝した。

 このレースは、146.8kmの大きなサーキットを1周、18.2kmの小さな周回コースを2周するという、181.2kmのコース。合計6つの峠を越える。08年と同じような天気で、雨が降ったりやんだり、時にはヒョウが降る寒い中でのレースとなった。
 ヨーロッパではこの日から夏時間となるため、前日より1時間早くなる。水谷壮宏監督が率いるEQA・梅丹本舗チームは、少し時差ボケもありながらレースをスタート。30km地点から最初の峠があり、その手前で16人の逃げが決まった。
 EQAは逃げに誰も送り込むことはできなかったが、レース後半の重要な動きに反応できるよう、集団の中で勝機を待つ。寒さのせいもあり選手たちは脱落していき、小周回に入り集団には清水都貴、増田成幸、ミカエル・ダミアン、グレゴール・ガズヴォダの4人が残る。
 ここまで順調に走っていた増田だったが1周目でスタミナが尽きてしまい、ラスト周回の最初の上りでダミアンとガズヴォダが集団から遅れてしまった。最後まで残った清水も、この上り頂上付近で集団から取り残されてしまう。運悪く、前にも後ろの選手にも合流できず1人で10km以上走り抜き、トップと3分54秒差の51位でゴールした。
《編集部》
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