スペインのサストレが初めての総合優勝なるか? | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

スペインのサストレが初めての総合優勝なるか?

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 23日間で争われるツール・ド・フランスは17ステージを終えて、スペインのカルロス・サストレ(33=CSC)が総合1位に立っている。同2位はチームメートのフランク・シュレック(28=ルクセンブルク)で1分24秒遅れ。
  •  23日間で争われるツール・ド・フランスは17ステージを終えて、スペインのカルロス・サストレ(33=CSC)が総合1位に立っている。同2位はチームメートのフランク・シュレック(28=ルクセンブルク)で1分24秒遅れ。
 23日間で争われるツール・ド・フランスは17ステージを終えて、スペインのカルロス・サストレ(33=CSC)が総合1位に立っている。同2位はチームメートのフランク・シュレック(28=ルクセンブルク)で1分24秒遅れ。

 サストレはスペインの首都マドリッド生まれ。99年にスペインのオンセチームでプロデビューし、02年に現在のCSCに移籍。03年ツール・ド・フランスのピレネーでステージ優勝するが、常に安定した成績を残しているものの、総合優勝にはなかなか届かない。

 マイヨジョーヌはチームメートのF・シュレックから譲り受ける形で獲得した。この日はF・シュレックに対するライバル選手のマークが厳しく、CSCチームは総合4位にいたサストレをアタックさせることで、マイヨジョーヌの確保をねらった。F・シュレックがアシスト役として後方に残ったことで、サストレはゴールまで独走。区間優勝とともにマイヨジョーヌを獲得した。

「この日のチームメートの働きは素晴らしいものだったので、マイヨジョーヌはチーム全員のものだと考えている。最終日前日に苦手な個人タイムトライアルがあるが、まずはこの日の勝利に酔いしれたい」とサストレ。

 一方、マイヨジョーヌを譲ったF・シュレックはこう語っている。
「この日は最後の登り口からサストレがアタックし、ボクが後方に残ることを決めていた。結果的にボクはマイヨジョーヌを脱ぐことになったが、これはチームとしてマイヨジョーヌ獲得を確実にするための唯一のチャンスだったから、後悔することはない」
《編集部》
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