UCI・国際自転車競技連合のパット・マッケイド会長が奈良県で開催されているアジア選手権の視察のため来日し、4月13日に奈良市内で行われたレセプション・パーティーで選手や関係者と交流を深めた。
マッケイド会長は自転車を歴史的、社会的にとても価値のある乗り物だと評価している。そして、世界中で自転車競技の人気を高めるには、アジアが重要な鍵を握るということを力説。会長は「これから、アジア自転車競技の発展に協力していきたい」と挨拶の言葉を述べた。
同パーティーには梅丹本舗の浅田顕監督と所属選手の福島晋一も参加。マッケイド会長は浅田と福島を見ると、笑顔で握手を交わした。
マッケイド会長と同じ考えを持つ福島。梅丹本舗の目標であるツール・ド・フランスに出場するためにはアジア全体が目標を共有し、協力し合ってツールを目指すことが大切という考えがあり、会長に自分自身の思いを伝えた。
会長は福島の熱意に対し「キミの考え方にはおおいに賛同できる。できることがあれば協力したい」と答えた。(岡田由佳子)
《編集部》
page top