ウィンターシーズンに開催される自転車のクロスカントリー種目シクロクロスは、1月13日にフランスのリエバンでワールドカップ第8戦を行い、エリート女子に参戦した荻島美香(36)は29位だった。
以下は同選手のレポート。
13日、ワールドカップ第8戦のフランスはリエバンへ参加した。
前日の雨のせいでコースの数カ所がぬかるんでいて、上りのセクションがすべりやすかった。
スタートは決して悪くなかったのだが、最初の上りで詰まり、後ろから追突され、自転車を降りたらさらに押されてバランスを崩し、転んでいる間に全くの最終走者となっていた。
そこから1人、また1人とパスしていったが、私のいるべきグループはすでに行ってしまっていて見えない。ピットを過ぎた後の120mほどの上りで39×27Tを使うが、それでもやっと上る状態。
しかしあきらめず、最終周に入って私から見えている選手を全部パスして、29位でゴールした。
他の選手から、「今回のワールドカップのコースがいちばん世界選に似ている」と聞いたので、2週間を切った世界選に向けて、自分の課題をクリアできるよう頑張っていきたい。
《編集部》
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