TDL第8ステージが終了した。盛一大選手、福島康司選手がラスト5kmまで逃げた。 72.7kmと短いこのステージは、開始後すぐに大雨に見舞われた。 20km地点で盛一大(愛三工業レーシング)を含む5名の逃げが生まれ、福島康司(Team VANG)を含む3名が合流。1つ目のスプリントポイントを盛が1位通過。 この逃げ集団と集団との差は最大1分半まで開いたが、じわじわと集団が迫って来る。 福島康司が3位通過した3つ目のスプリントポイントを越え、ラスト5km、この逃げは、集団に吸収された。 勝者はスプリントを征したセバスチャン(Credit Agricole )。 リーダージャージは変わらず、南アフリカのジョージが守っている。日本チームのアジア首位も揺らいでいない。 以下、横井監督からのコメント。 本日は72.7kmの短いレース。いつものように日本チームのアタックからレースが始まり6名の逃げが決まる。 ここには盛選手が入り、集団よりアタックに反応し追い上げについていった福島弟選手ら3名の計9名が先頭グループを形成する。 差は最大で1分30秒。総合上位がいないため逃げ切れるかと思ったが、先頭に送り込んでいないRelaxチームが追い上げをはかり、残り5kmで吸収されてしまった。 その後は宮沢選手のスプリントのために選手が協力し、好位置を取れたが、落車のため結果にならなかった。 (監督 横井彰人) 次はMelakaで、16.2kmの個人タイムトライアルが開催される。出走は現地時間の12:01からスタート。 ツール・ド・ランカウィも、残すところ、あと2ステージ! Stage8 Yong Peng ~ Segamat 72.7kms ------------------------------------------------------------ 1 Hinault,Sebastien Credit Agricole 1:33.0 . 2 Cavendish,Mark Great Britain +0 3 Marzoli,Samuele LPR +0 ------------------------------------------------------------ 38 福島晋一 日本代表/Team VANG +0 63 別府匠 日本代表/愛三工業レーシング +0 87 福島康司 日本代表/Team VANG +0 96 宮澤崇史 日本代表/Team VANG +0'56" 99 西谷泰治 日本代表/愛三工業レーシング +1'19" 100 盛一大 日本代表/愛三工業レーシング +1'24" ------------------------------------------------------------ 個人総合 ------------------------------------------------------------ 1 George,David South Africa 26:22'58" . 2 Missaglia,Gabriele Selle Italia Diquigiovanni +1'57" 3 Bellotti,Francesco Credit Agricole +2.19" ------------------------------------------------------------ 22 宮澤崇史 日本代表/Team VANG +16'11" 25 福島晋一 日本代表/Team VANG +18'14" 73 福島康司 日本代表/Team VANG +46'05" 89 別府匠 日本代表/愛三工業レーシング +55'59" 92 西谷泰治 日本代表/愛三工業レーシング +58'44" 102 盛一大 日本代表/愛三工業レーシング +1:12'40" …………………………………………………………… 大会リザルト http://www.axis-japan.org/06race/lankawi.html 大会公式サイト http://www.tdl.com.my/
《編集部》
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