
MLBのドラフト会議が11日(日本時間12日)、米ペンシルベニア州フィラデルフィアでスタート。初日は4巡目、全体135人が指名された。ドジャースは1巡目(全体40番目)で、18歳のボー・ローランス内野手(クライスト・チャーチ校)を指名。12日(同13日)に5巡目以降が行われる。
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■高校生ボー・ローランス
全体1位の指名権を持っていたホワイトソックスが、ロッチ・チョロウスキ内野手(UCLA)を指名してドラフト会議はスタートした。
王者ドジャースは全体40位でローランスを指名。身長196センチ、体重91kgという大型内野手で、遊撃も三塁も守れる。右投げ左打ちで、スイングの完成度が高く長打力も保持。将来的には打線の中軸を担える可能性が高いとされている。
事前に行われた各メディアのドラフト候補ランキングでは、『The Athletic』が全体16位、遊撃手では5番手と評価。『MLB Pipeline』は全体21位、『FanGraphs』は全体7位と高評価を与えていた。低評価だったのが、『Baseball America』だが、それでも全体38位に位置付けていた。
そのため、関係者からは「40番目までよく残っていたな」という声が聞かれており、『ドジャース・ネーション』は「スカウトの高評価を考えると、ドジャースは思わぬ掘り出し物を手に入れたようだ」と伝えた。
■パドレスも見送り
また、『ドジャース・ウェイ』は、この背景に「レッドソックスの不可解な判断があった」と紹介。ローランスに対しては当初、パドレスが全体21位で指名すると予想されていたほか、レッドソックスも関心を寄せていたという。しかし、レッドソックスが選んだのは大学生の遊撃手ジェイク・シャフナー。『MLB Pipeline』の評価では全体75位、ローランスの21位を大きく下回る選手だった。
このレッドソックスの動きはドジャースにとってうれしい誤算となり、ローランスを指名することに成功した。
メジャーではクオリファイング・オファーを拒否した選手と契約した場合、ペナルティとしてドラフト指名権の一部を失う。ドジャースは、オフに守護神エドウィン・ディアス投手(前メッツ)とカイル・タッカー外野手(前カブス)を迎え入れたが、2人とも前球団から提示されたクオリファイング・オファーを却下。ドジャースも指名権喪失という代償を支払うことを覚悟した上で契約していた。
そのため、今回のドラフトにおいては上から2、3、5、6番目の指名権を持たないで臨んでいる。さらに、球団には「ぜいたく税」が課されており、こちらのペナルティとして1巡目指名が全体30位から40位に繰り下げられた。
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