
FIFAワールドカップ北中米大会は9日(日本時間10日)、準々決勝が行われた。前回準優勝のフランスが、前回4位のモロッコを2-0で退けてベスト4に駒を進めた。FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリード)が先制ゴール、FWウスマン・デンベレ(パリSG)が追加点を挙げるなどダブルエースが躍動した。14日(同15日)の準決勝ではスペインvs.ベルギーの勝者と対戦する。
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■カーブをかけてズドン
序盤から主導権を握ったフランスは、前半28分にPKを獲得。キッカーはムバッペ。しかし、シュートはモロッコGKヤシン・ブヌ(アル・ヒラル)に止められた。
最大のチャンスを逃したフランスは、前半だけで13本のシュートを浴びせたもののゴールには至らず、スコアレスで折り返した。
後半もフランスが押し込み、迎えた15分。ついにムバッペの右足が炸裂した。ペナルティーエリア手前、目前には巨漢CBイッサ・ディオプ(フラム)が立ちふさがっていたが、お構いなし。ディオプの脇を通すようにカーブをかけると、弧を描いたボールは右サイドのネットに突き刺さった。
PK失敗を取り戻す完璧な一撃は、今大会8点目。得点ランキングトップのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)に再び並んだ。
後半21分にはFWデンベレがドリブル突破からシュートを放ち、今大会5点目をゲット。バロンドール受賞者の追加点で勝負を決めた。
■負傷交代も軽症強調
気がかりは後半32分に負傷交代したムバッペだが、「足首を少し痛めたが、まったく問題ない。あの時点では終盤の数分間をプレーする上で、JP(ジャン=フィリップ・マテタ)のほうが自分より適していた。ただ、それだけだ」と軽症を強調した。
また、この日2点目を挙げたデンベレは、ムバッペについて「彼は信じられないような選手だ。PKを外した後でも自分を疑わない。強いメンタルを持っている。我々はキリアン(ムバッペ)にさらに多くのゴールを期待している」とした。
ここまでフランスはムバッペが8ゴール、デンベレが5ゴールをマーク。チーム内で2人の選手がそれぞれ5ゴール以上を記録したのは、2002年日韓大会のブラジル以来(ロナウドが8ゴール、リバウドが5ゴール)となっている。額面通りの活躍を見せる“二枚看板”が、優勝へ向けてチームをけん引している。
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