
米ポッドキャスト番組『ファウルテリトリー』は9日(日本時間10日)、今夏のトレード期限に関する話題を取り上げた。『ジ・アスレチック』の敏腕記者ケン・ローゼンタール氏をゲストに招いて、とりわけ需要が高い先発投手の放出候補に注目を寄せた。
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■スクーバルは市場に出ない可能性
今季のMLBのトレード期限は、米東部時間8月3日午後6時(同4日午前7時)。『ファウルテリトリー』に出演したローゼンタール記者は冒頭で、タリク・スクーバル放出の可能性が低くなったと言及。「自分の間違いを認めます。5月下旬にタイガースが借金16だった頃、私は『もう終わりだ。彼らはスクーバルをトレードする。借金16からは戻れない』と書きました。ところが今、彼らの借金は8まで減りました。しかも弱い地区、弱いリーグにいます。ワイルドカード、あるいは地区優勝争いに加わる可能性さえあります」と謝罪した。
ローゼンタール記者は、とんでもない高額な見返りが提示された場合のみ例外としたが、スクーバルはチームに留まる可能性が高いという。そこで、次なる人気銘柄になり得る先発候補を取り上げた。今季10勝1敗と好調のベテラン右腕ソニー・グレイ(レッドソックス)もその一人だが、こちらもスクーバル同様チーム状況が好転しており「売り手になるとは言い切れない」と言葉を濁した。
■マリナーズはローテ投手6人抱える
そして、同記者が「非常に興味深いケース」として名前を挙げたのが横手投げの右腕ルイス・カスティーヨ(マリナーズ)。現在マリナーズは先発ローテーションが6人いる状態で、カスティーヨ以外の5人は生え抜き。ローガン・ギルバートにジョージ・カービー、ブライアン・ウー、ブライス・ミラー、エマーソン・ハンコックと将来性豊かな右腕がズラリと揃う。さらにマイナーには、昨季のドラフト1巡目指名の左腕ケイド・アンダーソンというトップクラスの有望株も控えており、カスティーヨは余剰戦力になりつつある。
そのほかでは、レンジャーズのジェイコブ・デブロムやネイサン・イオバルディの名前も挙がったが、どちらもトレード拒否権を有するため可能性は低いとした。さらに、ロイヤルズのマイケル・ワカとセス・ルーゴも候補には出たものの、こちらも再建期とは言えないチーム状況のため実現は低いという。
今季はポストシーズン争いが熾烈で、現在のところ本当の売り手がほとんどいない状態。先発投手の供給不足が市場に大きな影響を及ぼすと見られている。
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