
FIFAワールドカップ北中米大会もいよいよ決勝トーナメントに突入する。日本との対戦が決まったブラジルでは警戒感が広がっており、J2新潟でプレーした経験を持つFWシルビーニョは「接戦になる」と予想した。両チームは29日(日本時間30日)に米ヒューストンで激突する。
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■「レベルの高さに驚いた」
グループFを2位通過した日本。決勝トーナメント1回戦で対峙するのは、グループCを1位突破したブラジル。最多5度のW杯優勝を誇る王国だが、近年は精彩を欠く。
2002年の日韓大会を最後に優勝から遠ざかっており、直近5大会では自国開催だった14年大会の4位が最高で、残り4大会は8強止まり。そのため、日本にも勝機は十分と見られており、ブラジル国内では警戒の声が広がっている。
ブラジルメディア『グローボ』は26日、新潟で2シーズン(19、20年)プレーし、20年には主将も務めたシルビーニョのインタビューを公開。勝負の行方について、話を聞いている。
現在ブラジルのフィゲレンセでプレーする35歳は「私が新潟に移籍した時、クラブの施設や環境、それと選手の質やレベルの高さに驚かされた」と、まずは日本で受けた衝撃を告白した。
■「運ではなく努力の結果」
そして、「たとえば、5人の選手がいれば、そのうち4人は両足を使える。日本人は右足でも左足でも完璧にボールを蹴ることができるんだ。彼らは毎日毎日、技術面の練習に取り組んでいる。W杯など国際大会における彼らのプレーぶりを見れば分かるだろう。あれは決して運任せの産物ではない。努力の結果なんだ」などと続け、練習から生まれる日本の高いクオリティーを説明した。
その上で、次戦については「拮抗した試合になると思う。多くのブラジル人は、日本が相手なら簡単な試合になると思っているかもしれないが、決してそんなことはない」と断言した。
さらに「運で勝ち上がったと勘違いしている人もいるかもしれないが、そうではない。今の日本代表選手は皆、レベルの高い主要リーグでプレーしており、ブラジルにとっては間違いなく非常に難しい試合になる」と念を押した。
「個人的にはやはりブラジルに勝ち上がってほしいと思う。すべてがうまくいくよう願っているが、決して簡単な試合にはならないね」と最後まで母国に警鐘を鳴らしていた。
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