
ドジャースの大谷翔平投手が24日(日本時間25日)、敵地でのツインズ戦に「1番投手兼DH」で二刀流出場。投げては6回5安打3失点、8奪三振の好投で今季8勝目をマークした。
ただ、正捕手ウィル・スミスが不在の中、ダルトン・ラッシング捕手とバッテリーを組んだが、呼吸が合わないシーンが散見。試合後にはデーブ・ロバーツ監督が、この点について言及した。
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■直球の平均球速はキャリアハイ
3失点したものの、この日の「投手・大谷」はキャリアハイとなる平均100マイル(約160.9キロ)に迫る直球を武器に躍動した。
今季13度目のマウンドで11度目のクオリティースタート(6回以上投げて自責3以下)を達成。規定投球回には届かなかったものの、防御率は1.58と好調をキープした。
その一方でバッテリー間のコミュニケーションに関しては課題を残した。ラッシングはパスボールを犯しただけではなく、ABSチャレンジをするタイミングでも大谷と意見が合わなかった。
そのため、3回からは配球やABSに関して大谷が主導権を握った。その効果は明らかで、3~6回まで4イニング連続無失点。その間に許した走者は2人(四球と二塁打)だけだった。
■正捕手の復帰は見通せず
ロバーツ監督は試合後、途中から大谷がサインを出すようになった点について、「それがラッシングの自尊心を傷つけたとは思わない。むしろ、彼を楽にしたと思う」と指摘した。
続けて「もし少しでも迷いがあるなら、投手は常に(捕手からのサインに)首を振る権利がある。自分で試合を組み立てることもできる。だから、そうすると決めてからは、かなりスムーズだった」と振り返った。
正捕手スミスが、首を痛めて離脱。まだ本格的な練習再開には至っておらず、復帰の目途が立っていない。当初の想定より時間がかかっており、今後もラッシングがマスクをかぶる可能性が高い。
ロバーツ監督は、若手捕手が背負う重圧にも言及。「彼は本当にいいプレーをしたいと思っているし、自分自身に多くを求めている。それが打つ方にも影響を及ぼし、得意の速球も打ち損じ、空振りするようになった。ただ、すべてが学習の過程だ。彼はメジャーで自分の道を見つけようとしているところだ」と擁護した。
スミスの代役として期待がかかるラッシング。この日に限っては、“若さ”が露呈してしまった。
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