
米メディア『NJ.com』は23日(日本時間24日)、早くも2026年シーズンの受賞レースに言及。米スポーツベッティングの情報を紹介しつつ、来季もMVPの大本命は大谷翔平投手(ドジャース)、アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)の2大スターになると予想した。
◆【まとめ】大谷翔平の「年末年始特番」放送スケジュール 自ら語る独占ロングインタビューも【2025年版】
■ア・リーグはやはりジャッジ
『NJ.com』は「オオタニとジャッジはまた歴史を作るのか? 2026年MVPレースのオッズをチェック」と題して記事を公開した。
同メディアは冒頭、「2026年は主要2部門(MVPとサイ・ヤング賞)で球史に残る記録が作られる可能性が非常に高い」と指摘。まず、MVPに関しては「これまで4年連続で受賞したのは、バリー・ボンズひとりだけだ。しかし、『BetOnline.ag』のオッズによると、(今季3年連続で選ばれた)オオタニが来季も最有力候補だ」とし、大谷がボンズの記録に並ぶと予想した。
スポーツベッティングサイト『BetOnline.ag』のオッズを参照すると、ナ・リーグMVP部門において、大谷が-110でトップに支持されている。続くのがフアン・ソト外野手(メッツ)で+800、次いでロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)の+1200となっており、大谷の突出した大本命ぶりが明らかとなっている。
一方、ア・リーグに関しては「3年連続でMVPを受賞した者はいない。ジャッジはこの偉業を達成する初の選手になる可能性が高い」と主張。同じく『BetOnline.ag』のオッズによると、ジャッジが+300、ボビー・ウィットJr.内野手(ロイヤルズ)が+550、カル・ローリー捕手(マリナーズ)が+750という並びになっている。
■スクーバルの3年連続受賞か
また、もう1つの主要部門であるサイ・ヤング賞については「ア・リーグでサイ・ヤング賞を3年連続で受賞した投手はいない。しかし、タリク・スクーバル投手(タイガース)が、この偉業を達成する最初の選手となりそうだ」とし、来季も最強左腕の受賞を予想した。
さらに「メジャー2年目と3年目にサイ・ヤング賞を受賞した投手は、ティム・リンスカム(2008~2009年)だけだが、来季はポール・スキーンズ投手(パイレーツ)がこれを達成しそうだ」と伝えた。
『BetOnline.ag』のオッズでは、ア・リーグでスクーバル(+400)、ナ・リーグでスキーンズ(+300)となっており、いずれもトップに推されている。ちなみに、スキーンズに続くのが山本由伸投手(ドジャース)で+400となっている。
オッズ通りに大谷が4年連続MVPを果たすのか、そして山本のサイ・ヤング賞獲得はあるのか、来季の賞レースが早くも話題となっている。
◆「ドジャースが再び激震を走らせる」地元メディアが王者の補強戦略を評価 3連覇へ左翼手獲得の可能性を示唆
◆ドジャース担当記者が選んだ「2025年最高の1試合」 全30球団を公式が発表 6球団は“世界一王者撃破”を選出
◆「ドジャースから愛される存在」現地記者が語る“お祭り男”キケの魅力 ヘルメットは米殿堂から依頼も 再契約の行方にも注目



