
村上宗隆内野手のホワイトソックス移籍に続くのは、今井達也投手か岡本和真内野手か。米メディア『Roundtable Sports』はカブスの動向に注目し、今井と岡本の“両獲り”について言及した。2人とも交渉期限は1月上旬となっており、決断のタイミングが迫っている。
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■右腕とスラッガーに関心
今井を巡っては、米地元放送局『YESネットワーク』で解説を務めるジャック・カリー氏が先日、「ヤンキースとイマイが契約するとは思わない。両者の間につながりは存在しない」と指摘。2023年オフに山本由伸投手(ドジャース)の争奪戦に参加した時とは「熱量が違う」とし、ヤンキースは獲得を見送ると予想した。
ヤンキースの撤退報道を受けて、本命候補に躍り出たのがカブス。『Roundtable Sports』は23日(日本時間24日)、「どうやらカブスは2026年シーズンに向けて、日本選手をさらにロースターに加える可能性が高そうだ。フロントは右腕イマイに関心を示していると報じられており、関係者の多くはチームが彼を獲得すると見ている」と伝えた。
さらに「カブスはもう1人の日本人スターにも関心を示しているようだ」とし、「スラッガーであるオカモトの獲得にも意欲を見せている」と記した。
■FAブレグマン次第か
米地元紙『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者によると、岡本の獲得候補としては、カブスのほかパイレーツ、エンゼルス、レッドソックス、ブルージェイズ、ダイヤモンドバックスという6球団が挙がっているという。
『Roundtable Sports』は、「カブスが今オフシーズン、三塁手の補強を狙っていることは周知の事実だ。アレックス・ブレグマン、エウヘニオ・スアレスに関心を示しているほか、オカモトについても動いているようだ」と説明した。
今後のポイントとしては、やはりフリーエージェント市場の目玉、ブレグマンの動向と指摘。「ブレグマン側が求める条件が高過ぎるとフロントが判断した場合、代替案である29歳のオカモトに方向転換する可能性がある」と主張した。
そして、「彼は複数のポジションをこなすことができ、シカゴは20本以上の本塁打が期待できるスラッガーを新たにラインナップに加えることができる」と獲得に期待を込めた。
今井と岡本に関心を示すカブス。今永昇太投手、鈴木誠也外野手との“日の丸カルテット”は実現するのか、注目が集まっている。
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