ホワイトソックス入団が決まった村上宗隆内野手について、チームの打撃コーチであるデレク・ショーモン氏が心境を語った。「とても興奮している」と明かし、和製大砲との共闘を心待ちにした。MLB公式サイトなどが伝えている。
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■「本当にワクワク」共闘心待ち
村上獲得の一報を聞いた瞬間について、ショーモン打撃コーチは「本当にワクワクした」と振り返った。
「電話がかかってきた時、何かの作業をしていたんだ。だけど、すぐに手を止めて少し時間を取り、その知らせを祝ったよ。近いうちに彼と連絡を取り合って、色々と動き出すのが楽しみだ」と声を弾ませた。
2年総額3400万ドル（約53億円）でホワイトソックス入団が決まった村上。22日（日本時間23日）の会見では「ホワイトソックスファンの皆さん、あなたたちは僕の心の中にいる」と英語で呼びかけると、「ホワイトソックス」と言いながら“白い靴下”を掲げて会場を沸かせた。
■「勤勉で情熱も持っている」
ショーモン打撃コーチは、村上の今後について「取り組まなければならない課題はいつでもあるし、これからもずっとある。年が変われば、その内容も変わるかもしれない。一個の課題を解決すると、今度は相手側がそれに対応してくるので、また新たな課題が生まれる。解決しなければならないことは常にあり、絶え間なく続く“猫とネズミの追いかけっこ”みたいなものなんだ」と話し、日々適応していく必要性を説いた。
その上で「彼は勤勉で、情熱も持っているし、挑戦を楽しめる選手だ。だから、こちらに来てチームの一員になれば、課題に対して前向きに、そして先手を打って取り組めるだろう。三冠王やWBCでのクラッチヒットなど、本物の実力を備えている」と称賛した。
2年連続最下位に沈むチームを救えるか。村上のバットに期待が集まっている。
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