
総合格闘技のランキングシステムポータルサイト「Fight Matrix」は日本時間15日、14日に米国・ラスベガスのUFC APEXで開催された「UFCファイトナイト」の試合結果などを反映した最新の世界ランキングを公開した。
◆【実際の映像】「強すぎる!」マネル・ケイプ、格上ロイバルを相手に“衝撃”の1回TKO勝ち あまりの強さにファン戦慄「左フックが完璧に決まった」
■年内ラスト興行でもフライ級に激震
2025年のUFCを締め括る同大会のメインイベントではフライ級ワンマッチが行われ、元RIZINバンタム級王者でUFC6位のマネル・ケイプ(アンゴラ)がUFC2位ブランドン・ロイバル(米国)と対戦。元RIZIN王者は1R3分18秒で格上選手を相手に衝撃のTKO勝ちを収め、ランキング上位に変動が起こった。
世界ランキング1位は前週に行われた「UFC323」で新王者に輝いたジョシュア・ヴァン(ミャンマー)。ヴァンに5年ぶりの黒星を喫した元王者アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)は2位をキープした。
3位には同大会で元世界王者を制した平良達郎、4位には来年2月に同12位アミル・アルバジ(イラク)との次戦が発表された堀口恭司が入り、5位は平良に敗れたブランドン・モレノ(メキシコ)が続き日本選手2人がトップ5にランクインしている。
そして6位には今大会で圧勝したケイプが9位から6位に浮上。6月のヴァン戦に続き連敗となったロイバルは5位から7位に後退した。
さらに、RIZIN大晦日大会でフライ級GP決勝戦を戦う扇久保博正が14位、元谷友貴が22位にランクイン。
UFCに出場する朝倉海が27位、鶴屋怜が50位に入り、ATT移籍を発表しRIZIN大晦日大会でヒロヤ(同116位)と対戦する神龍誠が67位にランク入りしている。
圧巻の勝利を飾ったケイプは試合後に新王者に対戦要求していたが果たして実現するのか。群雄割拠のUFCフライ級に2026年も注目だ。
■世界フライ級トップ10と、100位以内の日本選手ランキング
1位(-):ジョシュア・ヴァン(UFC)2位(-):アレッシャンドリ・パントージャ(UFC)3位(-):平良達郎(UFC)4位(-):堀口恭司(UFC)5位(↑ 6位):ブランドン・モレノ(UFC)6位(↑ 9位):マネル・ケイプ(UFC)7位(↓ 5位):ブランドン・ロイバル(UFC)8位(↓ 7位):カイ・カラ・フランス(UFC)9位(↓ 8位):ムハンマド・モカエフ(UFC)10位(-):ティム・エリオット(UFC)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー12位:アミル・アルバジ(UFC)14位:扇久保博正(RIZIN)22位:元谷友貴(RIZIN)27位:朝倉海(UFC)29位:山北渓人(ONE Championship)47位:駒杵嵩大(Black Combat)50位:鶴屋怜(UFC)55位:藤田大和(UAE)64位:有本亮我(修斗)67位:神龍誠(RIZIN)
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今年のラストファイト・・・マネル・ケイプが1ラウンドTKO勝利👏@ManelKape
👊 #UFCVegas112 pic.twitter.com/jdwfdaXgxF
— UFC Japan (@ufc_jp) December 14, 2025



