
プロボクシングWBC世界バンタム級1位の那須川天心(帝拳)と同級2位・井上拓真(大橋)が11月24日、東京・TOYOTA ARENA TOKYOで対戦。激闘の末、拓真が判定勝利を収め、世界王者に返り咲いた。
WBA世界バンタム級王者の堤聖也(角海老)と元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(志成)は「勝敗に関係なく……」と前置きし両者の一戦を絶賛。感動をコメントした。
◆【速報/動画あり】「那須川天心 vs. 井上拓真」全ラウンド速報・途中結果・試合結果・戦績・配信情報etc
■世界王者らが感動語る「年間最高試合」
拓真が那須川にプロキャリア初黒星を付け、世界王者に返り咲きだ。
第2ラウンドまでは、どっしりと構えた那須川が遠い距離からの打撃を当てて優勢に見えたが、第3ラウンドからは拓真がギアを上げた。
最初は空振ることが多かった打撃が徐々に当たり始めると形勢逆転。会場からの“拓真コール”を味方に一気に流れを変えた。
中盤以降は拓真優勢のまま試合終了。判定3ー0で拓真が復帰戦勝利を収めた。
試合後のライブ配信で堤は「試合が終わった瞬間に涙が出たのは人生で初めて。すごい素晴らしいものを見せてもらったし、ボクシングの美しさをすごく感じることができた」と両者の一戦を回顧。
比嘉は「年間最高試合ですね。勝敗関係なしに、ふたりの魂がみんなに伝わったと思う」と両者の激闘を称えた。
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