
卓球の「WTTチャンピオンズ・フランクフルト」は4日、男女シングルスの1回戦が行われた。上位進出が期待される日本勢は、全選手が初戦に勝利し、好スタートを切った。
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■怪我から復帰の戸上が世界8位に勝利
今大会は、男女ともに世界ランキング上位の中国選手が出場を回避しており、日本勢には優勝争いに絡む活躍も期待される。
そんな中、女子では世界ランキング9位で第2シードの伊藤美誠(スターツ)が、同40位のユアン・ジアナン(フランス)、同14位で第4シードの大藤沙月(ミキハウス)が、同40位のゾン・ジエン(シンガポール)と対戦。相手国のエースに対し、伊藤は3-1、大藤は3-2でそれぞれ勝利し、1回戦を突破した。
男子は、世界ランキング4位で第2シードの張本智和(トヨタ自動車)が、同27位のヨナタン・グロート(デンマーク)と対戦し、3-0のストレート勝ち。優勝も期待される中、順調な滑り出しを見せた。また、直近の2大会を怪我のため出場回避していた戸上隼輔(井村屋グループ)が復帰。世界8位のベネディクト・ドゥダ(ドイツ)をストレートで下す好発進を見せた。
この結果、日本勢は初日に出場した4選手全員が2回戦進出を決めた。ドイツ・フランクフルトの地で、優勝争いに加わる選手が現れるか注目される。
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