【MLB】ヤンキースのチザムJr.「球界でもっとも過大評価されている選手」の悪評覆し……球団史上3人目の「30-30」達成 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ヤンキースのチザムJr.「球界でもっとも過大評価されている選手」の悪評覆し……球団史上3人目の「30-30」達成

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【MLB】ヤンキースのチザムJr.「球界でもっとも過大評価されている選手」の悪評覆し……球団史上3人目の「30-30」達成
  • 【MLB】ヤンキースのチザムJr.「球界でもっとも過大評価されている選手」の悪評覆し……球団史上3人目の「30-30」達成

ヤンキースジャズ・チザムJr.内野手が19日(日本時間20日)、敵地でのオリオールズ戦に「7番二塁」で先発出場。7回表の打席で今季30号2ランを放ち、球団史上3人目の「30本塁打、30盗塁」を達成。昨季途中から名門球団に加わった27歳が、ヤンキース史に残る快挙を達成した。

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■ボンズ父、ソリアーノに続く3人目

メジャー6年目のチザムJr.は、2020年にマーリンズでメジャーデビュー。20本塁打前後を打てるパンチ力と、内外野守れるユーティリティ性でレギュラーに定着。昨季途中からヤンキースへ移籍し、主に二塁手と三塁手を兼任している。

打球速度こそメジャー平均を下回るものの、バレル率が高く、今季は前半戦で17本塁打をマーク。走力も平均クラスながら、昨季は2球団で計40盗塁。今季もここまで30盗塁と足でも貢献しており、この日の一発でついに節目の「30本塁打、30盗塁」に到達した。

MLB公式サイトによると、ヤンキースでの「30-30」は在籍1年のみだったボビー・ボンズに加え、アルフォンソ・ソリアーノが2002年と03年に連続で達成。チザムJr.は球団史上3人目の快挙になるという。

■常勝球団移籍が転機に「色々な面で伸びた」

チザムJr.は昨季、米メディア『ジ・アスレティック』が現役選手に行ったアンケートで「もっとも過大評価されている選手」のトップに選ばれた不名誉なエピソードを持つ。髪の毛を様々な色に染め、日本の人気アニメ『ONE PIECE(ワンピース)』を象った用具を身にまとって試合に出場するなど、個性的なパフォーマンスが良くも悪くも注目を集める。

近年では、マーリンズ時代に同僚だったミゲル・ロハス内野手(現ドジャース)との確執が報じられるなど、自由奔放な振る舞いと反りが合わない選手もいたようだ。

規律正しい常勝球団へ加わり結果を残したチザムJr.は、試合後の会見で「自分のキャリアが100%、色々な面で伸びたと感じる。勝つというメンタリティ、勝つという雰囲気、フロントオフィスからトレーニングスタッフに至るまで、みんなが勝ちたいと思っている。これこそが自分がもっと成功するために必要としていたものだった」とし、ヤンキース加入が躍進の一因になったと明かしている。

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